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30年目のメメント・モリ [⇒本]

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藤原新也氏の名著「メメント・モリ」は出版されてから今年で30年目になる。

自分は遅ればせながら、今年になってようやくこの書を手に取った。

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それにしても30年前に今の時代を見透かしたような藤原氏の言葉に驚く。「そこのあなた、顔がありませんよ」とか。

ますます人間そのものの存在感が薄っぺらくなっていく今の日本。

この本はそれに反比例して厚みを増していっているように思える。


メメント・モリ

メメント・モリ

  • 作者: 藤原 新也
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2008/10/21
  • メディア: 単行本



「闇」を求めて…「ゼロからわかる!図説 怪談」 [⇒本]

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小さい頃はあんなに苦手だったのに、今は怖い話が気になって仕方がない。

それは、今は夜になっても闇が無くなってしまったからだ。

物事は光と闇があって初めて成り立つもの。

闇が無くなったと思っている東京にも探せば闇は沢山あるのだ。


ゼロからわかる! 図説 怪談: 幽霊・鬼・妖怪 (Gakken Mook CARTAシリーズ)

ゼロからわかる! 図説 怪談: 幽霊・鬼・妖怪 (Gakken Mook CARTAシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2013/07/09
  • メディア: ムック



★最近、買った本 [⇒本]

3.11の大震災以降、何だか本を買う事が多くなっている。

見えない不安のせいもあるが、原発事故などで自分が知らなかったことが多いという事に改めて気が付かされたせいもあると思う。

とりあえず、買ったまま読まずに忘れてしまわないように、一度、記録しておこう。

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①「朽ちていった命-被爆治療83日間の記録-」 NHK「東海村臨界事故」取材班、新潮文庫

この本はまもなく読み終わるけど、放射線が人体にどういう影響をもたらすかを知るためにはぜひ読んでおくべき本だと思った。

とにかく、想像を絶する。それは被爆に関してのみならず、原発の現場でのズサンさという意味においても。「安全神話」なんて妄想でしかない。

②「余命1ヶ月の花嫁」 TBSテレビ報道局/編、マガジンハウス文庫

スーちゃん(田中好子さん)が乳がんで亡くなってしまった、と聞いて思い出した本。TVドラマや映画にもなった本ではあるけど、まだ読んでいなかったのでこの機会に読んでおこうと思い購入した。

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③「原発に頼らない社会へ」 田中優/著、ランダムハウスジャパン

3.11以降、我々は生活をどう見直し、シフトしていけばよいのかを考えるヒントを与えてくれる本だと思い購入。

原発をなくすために、我々一人ひとりにまず確実にできる事を考え、実行していかなければいけないと思うのだ。例えば、原発に関わる企業の物は買わない、とか。

④「原発列島を行く」 鎌田慧/著、集英社新書

すでに出版されてから10年経つ本ではあるが、なぜ原発が建設され続けるのか、そして電力会社は何をしてきたのかを知るためには必要な本だと思う。

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⑤「神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く」 石井光太/著、新潮社

この本は震災とは関係無いけど、好きなノンフィクション作家・石井光太氏の本を中古本で安価で見つけたので購入。

イスラーム圏の売春という、あまり他の人が書きたがらないテーマの本。

⑥「世界一わかりやすい放射能の本当の話」 別冊宝島編集部/編、宝島社

TVニュースで原発事故関連の報道をされていても、専門用語が多すぎて良く分からない。化学的なことにめっぽう弱い自分には、このくらい噛み砕いて教えてもらえないと理解できない。

自分のような人にとっては、これからを生きていくためには最適な本だと思う。
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★メディアが伝えられない被災地の真実 [⇒本]

現在、発売中の週刊ポストにはノンフィクション作家の石井光太氏が、震災から4日目に被災地に入り、テレビなどのメディアからは伝わってこない、現地の状況を克明に伝えてくれているルポが掲載されている。

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今でも、テレビでは毎日、「死者・行方不明者あわせて〇〇〇〇人」と伝えられているが、それがいったいどういう状況なのか、現地にいない我々は明確に想像できない。

日本のマスメディアは死体の映像や写真を写そうとしないから、自分もすぐにはその光景が思い浮かばないのだが、石井氏のルポを読むと同じ国で起こっている事とは思いたくないほどの惨状が広がっているのが、ひしひしと伝わってくる。

特に、現地にいない人間が分からないのが臭いだ。海から来た塩分を含んだ水が車から流れ出た油や下水を巻き込みながら、街や畑を壊して行き、その津波の犠牲になった人間や動物の死体がそこかしこに広がっている場所がいい匂いを放っている訳ないのだ。

そして、被害者の遺体を処理する者たちも、なれない作業に嘔吐を繰り返しながら、日々闘っている。

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動物の死骸や散乱した食べ物をついばむ何十羽ものカラス。海辺に打ち上げられた遺体は水分を吸収しているため膨張し、体の一部を魚に食われて無くなってしまっている。

決して、「気分の良い」光景などは広がっていない。それは、メディアを通してだけでは決して分からないものだ(とはいうものの、自分もメディアを通してしか被災地の状況は知らないが)。

避難している人たちの声もまた、テレビを通して伝わってくるものとは違う。

震災から1ヶ月近く経ち、一丸となって復興に向っているような声が多くなってきているが、中には今だ現実を受け入れられない人たちも多くいる。

粉々になったそれぞれの記憶を瓦礫の中から何とか紡ぎだそうと必死になっている被災者をよそに、重機で根こそぎゴミとして扱うのは、何とも非情に思える。

壊滅した町や村が早く元通りに戻って欲しいと思う気持ちも分からないでもないが、もう少し人々の気持ちも大切にしてあげて、彼らのペースでの復興というのもあって良いのではないかと、このルポを読むと思ってしまう。

時間はかかるかもしれないが、人々がまた新たな生活を築き上げる事は間違いない。しかし、あまり急ぎすぎるのも被災者の心を無視しているようで、何ともやりきれない思いで一杯だ。
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★3.11を忘れないために・・・「アサヒグラフ 東北関東大震災全記録」 [⇒本]

◆緊急復刊アサヒグラフ 「東北関東大震災 全記録」 (週刊朝日臨時増刊 2011.3.30号)
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先日、月1ペースで本を買いに行っている神保町の三省堂書店に行きました。

1Fの入り口を入った所に雑誌コーナーがあるのですが、そこの一番目立つ所に
この東北関東大震災の本が置かれていまして、思わず手にとってしまいました。

3月11日当日にテレビで津波が街を呑み込んでいく映像に衝撃を受けた人は多いと思いますが、こうして改めて写真で見てみると、その惨状は我々の想像を遥かに超えていることが良く分かります。

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現時点(4月3日)で被害者数が1万人を超えてしまい、戦後最大の惨事になってしまったわけですが、発生から3週間を経過して、TVもほぼ通常通りに戻り、震災の情報を比較的多く取り上げているのはNHKくらいしかありません。そうなると、直接被災しなかった人々は急速に忘れてしまうのが世の常です。

しかし、今回の震災が3週間で片が付く程度のものではないことは改めて言うまでもありません。実際、津波の難を逃れたものの、避難している場所が分からず物資が届かない所がまだあるかもしれません。それに、根こそぎ潰された場所がこれだけの広い範囲ですと、復興するにも相当長い時間がかかることは必至です。

その長い間に自分も忘れないようにと、この本を買いましたが、正直、繰り返し見るのが辛い写真の連続です。さらに、直接被災された著名人が当時の状況を語っているエッセイもあり、当日の恐ろしい状況を克明に伝えてくれています。

私達は、この震災を、津波の被害を決して無駄にしてはいけないと思います。そのためにも、この本は将来的にも重要な意味を持ってくると思います。


復刊アサヒグラフ 東北関東大震災 2011年 3/30号 [雑誌]

復刊アサヒグラフ 東北関東大震災 2011年 3/30号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/03/23
  • メディア: 雑誌



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